大空出版


加藤玄一のブログ


コツコツのコツ⑧  [07.24]

編集の世界では1+1=2ではありません。1+1=10だったり1+1=100だったり、1000だったりもします。一人では何もできないことが、二人集まれば10にも100にもすることができるのです。つまり協力し合うこと、共にアイデアを持ち寄ることが大切ですが、その前に基礎力を磨かなければならないことは言うまでもありません。

近い将来、1+1を10に、100にするためにも今日をしっかり過ごしましょう。




コツコツのコツ⑦  [10.18]

表現者は自分を疑うことができる度胸を持つことが大切です。人を責めることは誰にでもできます。でも、自分を疑うことはなかなかできません。人はとかく自分を守ってしまうものです。ところが、常に守りに回っている人は成長しません。つまり「疑う」とは「反省」を意味します。反省があってこそ、人は発想や考え方に広がりを持つことができ、他人の意見を素直に聞き入れることができます。世の中に多くの考え方が存在することを知ることができれば、逆にある局面に立たされたときに1点を見つめて決断できる強さを発揮します。人を疑う前に自分を疑う。自分が守ろうとしているものがはたしてどれほどのものか、もう一度確かめる余裕を持てるようになりましょう。




コツコツのコツ⑥  [10.17]

創造力を養うためには、なによりも行動力が必要です。その場に止まっていても見える範囲のことしか想像できないのが普通です。行動することで視界を広げ、いろいろな知識や物の在り方、考え方などを知ると不思議なくらい昨日と変わった世界が目の前に広がっていきます。ただし、闇雲に行動していても得るものは少ない。必ず自分の中に核を持ちながら行動する。「核」とは仕事であったり、あるいはこれと決めたテーマであったり、哲学でもいいでしょう。核を持って行動すれば、いつの日か必ず新しい発想が生まれるはずです。




コツコツのコツ⑤  [10.16]

仕事はあくまでも自分の責任において行うことが望ましい。だから分からないことはキチンと聞くようにする。あやふやなままでは責任が持てないはずです。例え人から命じられた仕事であっても、その内容や手順を説明され、一度納得できたのであれば後は自分の責任です。途中で不明な点や自信が持てない部分が出てきたときは必ず相談や報告をする。的確なアドバイスを受けることができれば仕事もスムーズでしょうし、最後まで責任を全うすることができます。この責任の所在が自分の中であやふやな人は、どんなに立派な地位の人であろうと成長しません。




コツコツのコツ④  [03.27]

ビルを建てたり、橋を架けたり、船を造ったり。物をつくる作業には必ず時系列が存在します。雑誌や書籍をつくるのも同じです。目標とする納期があり、そこから逆算して編集の作業日程が定められます。一度定めたスケジュールを無視することは許されません。どんな仕事にも納期があり、チームを組んで作業に当たる以上当然のことでしょう。この日程の中での作業工程を理解することこそ編集の第一歩です。リサーチ、取材、撮影、デザイン、校正、印刷。一つ一つの役割にどのような意味があり、そこにどれだけの労力がかかるのか。それを理解し、時間と戦力、さらには予算を見抜ける編集者になるためには、それだけの場数と時間が必要になります。2年、3年、いいやそれだけで5年を費やすことも10年かかることもあります。すべてがわかって初めて編集者の仲間入りができるわけです。物づくりに携わるには地道な努力と時間が必要です。決して焦らず、一歩ずつ基礎を築いてください。




コツコツのコツ③  [03.22]

後輩は先輩の背中を見ながら歩みます。先輩はそれを意識し、自分を振り返りながら進まなければなりません。それは編集という仕事も他の仕事も同じでしょう。先輩の責任ある行動や判断が後輩たちの指針になります。また後輩たちは先輩たちの緊張をしっかり受け止めなければなりません。このとき必要になるのは、それを受け止めようとする姿勢です。先輩を疑ったり、よそ見をしていたのではお互いの関係は成立しません。関係が成立しないばかりか、技術や知識を得ることができず、無駄な時間ばかりが過ぎて行きます。つまり先輩には自分を常に戒める余裕が必要であり、後輩にはしっかりと仕事と向き合う姿勢が必要なのです。当たり前のようですが、編集は一人ですべての作業を行うことはできません。筆者、デザイナー、カメラマン、イラストレーター、校閲、印刷。常に様々な人たちとのチームワークが必要です。それを学ぶには、まず社内のチームワークが大切なのです。足元から、しっかりと。




コツコツのコツ②  [08.17]

編集者・記者、あるいはマスコミの仕事に関わる人間は、心構えとして好きや嫌いをつくってはいけません。あくまでも客観的に、的確に取材対象を読者に伝える使命が私たちにはあります。好きだからそれ以上の記事を書いたり、嫌いだから必要なことを書かなかったり。その記事を、あるいは誌面を見た人は偽りをそのまま信じ込んでしまうでしょう。マスコミに身を置く以上、人を欺くことは許されません。この考え方をしっかり身につけるためには日常が大切です。例えば職場でも好きな人、嫌いな人をつくらない。的確なアドバイスであっても、嫌いという固定観念が素直な判断を邪魔したり、好きという感情がくだらない事まで素晴らしい話に思えてしまったり。それでは成長は望めません。常に冷静な心を持てる人間を目指してください。




コツコツのコツ①  [08.12]

大空出版に天才はいません。社長以下みんな凡人です。だから1日1日が大切です。毎日が勉強です。僕もみんなから日々教わっています。学んだことをコツコツと積み上げて、現在の大空出版があります。まだまだ夢の途中ですが、結論を急いだり、自分の裁量を大きく飛び超えて何かにチャレンジするようなことはありません。そして振り返るとそこに道ができています。決して長い道ではありませんが、コツコツと地道に築いてきました。このスタンスは今後も変わらないし、社員一人ひとりに身に着けてもらいたいと思っています。明日先輩に追いつき、追い越そうとするのではなく、今、目の前にある仕事を着実に覚える。それをコツコツと積み上げて、いつの日かふと振り返ったとき君が築いたその道を頼りに多くの後輩たちが歩く姿を、君は微笑ましく見つめることになるでしょう。



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