内容
俳優やタレントとしてTVや映画、舞台などで活躍するサヘル・ローズさんだが、その一方で世界中の難民キャンプや孤児院、学校、施設などを訪ねて子どもたちに支援活動を続けてきた。イラン出身の彼女自身も7歳まで孤児院で育った経験を持つ戦争孤児だった。
だからこそ世界中で起きている戦争や紛争に巻き込まれる子どもたちを前に黙ってはいられない。一人ひとりと向き合いながら、子どもたちに命の尊さや教育の大切さを伝えてきた。
本書はその体験から、戦争の悲惨さだけでなく、いじめや不登校などで苦しんでいる日本の子どもたちに向けて「生き続けること」の大切さを訴える。サヘルさんの強いメッセージが込められた初の書下ろしエッセイ。
第1章 名もなき命
第2章 名前のない国で、君の声を聴いた日
第3章 教育はあなたを裏切らない
第4章 祈りは無力ではない
サヘル・ローズ
俳優、タレント。イラン出身。7歳までイランの孤児院で過ごし、8歳で来日。舞台『恭しき娼婦』では主演を務め、主演映画『冷たい床』ではミラノ国際映画祭をはじめとする様々な映画祭で受賞。映画・舞台の出演だけでなく、近年では映画監督などマルチに活躍し、表現者として活動の幅を広げている。2024年には自身が監督を務めた『花束』が公開された。同年、エッセイと自身初の絵本を同時発売。芸能活動以外にも、個人で国内外問わず支援活動を続け、2020年にはアメリカで人権活動家賞も受賞。
